iPhoneは裸持ち。そんなこだわり派もそこそこ満足できる自作ケースを作ってみた
ジョブズの言に従ってiPhoneは裸持ちでした
でも一度、コンクリートに落としたことがあって、それが何気にダメージでした。依頼、慎重にならざるを得なくて、裸持ちを貫きたい気持ちとケースで保護したい気持ちが同居してました。
そんな時、目に飛び込んできたDMMの半額キャンペーン!
有吉さんのCMをご覧になってご存知の方もいるかもしれませんが、DMMのプロダクト系サービス「DMM.make」が8月18日まで半額キャンペーンやってましたね。現在は、オリジナルスマホケース作成とオリジナルフィギュア作成の2種類を作ることができ、自分が作ったプロダクトのデータを出品するマーケット機能も備えています。
今回は半額キャンペーン適用によって490円~という破格の値段でスマホケースが作れるということで、実際に試してみました。しかも送料無料です!
驚いたのは注文から商品が届くまでのスピードです。公式では最短で7~9日と記述されているのですが、今回は5日で到着しました。
拍子抜けするほど簡単に作れちゃいます
作り方は大変簡単。まずは事前にアカウントを作成して、デバイス選択画面へ進みます。現在対応しているデバイスはiPhone5/5s、iPhone5c、GalaxyS4、GalaxyS3、Xperia A、Xperia Z、Xperia Zのみです。
デバイスを選んだら、フルカラープリントとレーザー刻印のどちらかを選択。
フルカラーとレーザーの違いはというと
・フルカラープリント…
“対応機種の多さと、自由度の高いデザイン性が特徴です。 イラストであっても写真であってもお値段変わらず、高解像度で鮮やかにプリントできます”
・レーザー刻印…
“選べるケースの素材・色が多く、デザイン性の高さが特徴です。 また、モノクロ2階調でのデザインという制限はありますが、プリントでは表現できない、独特の風合いも魅力です”
複雑な色合いを再現したい場合にはフルカラーがベター。ただし、ケース本体の色のうちホワイト、ブラック、ウッドの3つは現状iPhone5/5sのみの対応で、主に本体の色が露出するケース側面にまでこだわりたい方には悩みのタネになるかもしれません。
また、レーザー刻印もiPhone5/5Sにのみ対応。どちらにしてもiPhone5/5Sユーザー以外には敷居の高いサービスといえます。
次はプリントするイメージを張り付けていきます。推奨されている解像度は300~400dpi、2000pixcel×3500pixcel以上とあるので、ネットから拾ってきた画像をそのまま使用すると、残念なものが出来上がってくるので注意が必要です。
画像以外にもテキストを配置可能。複数のテキストを置くこともできます。あえて画像を使わずテキストのみでデザインするという方法もありですね。ちなみに、使用可能なフォントはお持ちのPCに入っているフォントが適用されます。
最後に画像・テキストがどのように配置されるのかを確認して作業は終了です。
安かろう悪かろうの予想を裏切られる出来栄え
実際に作ってみた印象としては、ここで確認できるイメージは厳密に再現されません。ボクが作ったケースの場合、隅から若干距離をおいて文字を置いたのですが、はみ出るマージンを考慮して配置したにも関わらず、ケースの端ギリギリにプリントされていました。
以下が届いた実物です。ご覧の通り「Re:n Zine」の文字がケースの隅に位置しています。
値段の張るケースほどガッチリとしたホールド感はないので、保護性能は最低限で値段相応と言えるでしょう。また肝心のプリントも、インクが直接ケースに乗っかっているという感触で、ちょっと強めに引っ掻くと剥がれそうです。実際、インクの盛り上がった箇所を引っ掻いたら、ケースの地が露出してしまいました。
ということで、既存のケースのデザインに満足できないという「こだわり派」が一度試してみる、そんな割り切り方で作ってみるのがイイかもしれません。
とはいえ、490円でこのクオリティーなら大満足です。
スマホケースは通常時でも980円(送料無料)から作成可能なので、“iPhoneは裸持ち”派な方も、いざという時のためにひとつ作って置くと安心ではないでしょうか。