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神楽坂の西側住人とお勤め人が歓喜! 「la kagu/ラ・カグ」オープン

神楽坂と一口に言っても、早稲田寄りの東京メトロ東西線・矢来口一体は住宅とオフィスビルが建ついたって普通の街でした。北の江戸川橋方面に歩けば製本工場、南の牛込神楽坂方面に歩けばやっぱり住宅とオフィスビル街、西の早稲田方面に歩いてもやっぱり同じような町並みが続きます。

いわゆる繁華街・神楽坂というのは飯田橋寄りの地域であって、通勤で矢来口を利用している私は、ほとんど神楽坂の楽しさを堪能できないでいました。

ところがですよ、駅出口の目の前に素敵すぎるお店がドドンと誕生。
la kagu/ラカグ

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こういう場所をずーっと待ちわびていた周辺住人やお勤めのみなさんは、10月10日のオープン前からソワソワして、写メる人がたくさんいました。えぇ、私もそのひとりです。

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建築は隈研吾建築都市設計事務所。なんでも隈研吾さんは神楽坂にお住いなんだとか。

内観デザインは、昭和40年代に建てられた本の倉庫をあえてそのまま活かした工業的でミニマルな空間となっている。また外観デザインも、街に根付いた景観 を壊したくないという隈研吾の思いから、50年前に建てられた倉庫の面影を残しつつ、ウッドデッキと2階へつながる大階段が設置された。総面積 962.45㎡の巨大フロアは1階にウィメンズファッション、生活雑貨、カフェ、2階にメンズファッション、ブックスペース、家具、レクチャースペースを 配置。テラスでは定期的にファーマーズマーケット「ラカグ マーケット(lakagu market)」が開催される予定だ。

※参照(http://www.fashion-press.net/news/11668

カフェと聞いては黙っていられません。混みあうオープン初日は避けて、15日に突撃しました。

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la kaguのオープンは11時ですが、カフェスペースだけは8時から利用できます。

アイスコーヒーを飲みます。価格は450円。味わいはビターさが際立ちます。コンビニの100円コーヒーに物足りなさを感じる人にはオススメです。なにせスタバも無い地域なんでオリジナルのドリンクが提供されるようなら、これからもちょくちょくお邪魔したいです。

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2階は“倉庫感”をより実感できる開放的なスペースが広がります。モレスキンのメモ帳とかブラウンの時計とか、シャレオツな雑貨がラインナップ。個人的には「THE」シリーズが並んでくれると嬉しかったりします。

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ユニークなのは“新潮社の倉庫”という利点を活かし、束見本型のノートが買えるところでしょうか。束見本というのは、 本の厚さを確認するために同じ用紙で作る本の見本のこと。

純白のハードカバーと純白のページ。
一見すると本なのにノート。
感動して写真撮り忘れたので、本好きは一度見に行くといいでしょう。

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また書籍は、新潮社の本の倉庫に元からあった本棚を使い「ラカグ」ならではのテーマに沿ってブックディレクターの幅允孝が選書したものを販売。 「〈10×10〉(テン バイ テン) - 10人の選ぶ、10冊の本 -」という名の本にまつわる企画展示も開催し、「ラカグ」だからこそできるブックスペースを展開する。併設したレクチャースペース、ソーコ(soko)で は、新潮社とパートナーシップのもと、「知」を体験できる場所として、作家のトークショーなど本にまつわるイベントを中心に、季節や行事に沿ったワーク ショップ、また神楽坂という場所に機縁した落語の口演など、体験できるイベントを予定。

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テラスでは定期的にファーマーズマーケットが開催されるそう。出社前にオーガニックのパンを買える日が来るとは思いもしませんでした。いや、パンが買えるかどうかはわからないんですけどね。

神楽坂の端っこが一気にオシャレな街になって私は嬉しいです。

 

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